田中
Tanaka
慶應義塾大学4年、トヨクモ2027年卒内定者
冬野
Fuyuno
青山学院大学4年、トヨクモ2027年卒内定者
就職活動で「軸」という言葉はよく聞くけれど、それが本当に定まる瞬間は、案外自分でも気づかないうちに訪れるものかもしれません。
今回話を聞いた2人の就活の進め方は、対照的です。大学1年生から業界研究を重ね、SaaS一本に絞って動いてきた田中さん。一方、逆求人サービスのオファーをきっかけに「なんとなく」参加したインターンで、初めてIT業界に興味を持った冬野さん。
スタートは全く違いますが、それでも2人は同じ会社を選びました。
就活の軸って、どうやって見つけるんだろう…そんな迷いを持っている就活生の皆さんに、読んでみてほしい記事です。
出会いはたまたまでも、惹かれた理由は確かにあった
— トヨクモのことは、どうやって知りましたか。
冬野: 元々はIT業界に興味があったわけでも、事前に調べていたわけでもなく、オファーボックスでインターンのオファーが届いたのがきっかけです。
正直、最初は「インターンに参加するための選考がないし、2日間で充実してそうだし、ランチもご馳走になれる」という、かなり不純な動機でイベント参加を決めました(笑)
田中: 私は就職活動の中で知りましたが、同じく活動開始当初からトヨクモを知っていたわけではありませんでした。
法人向けSaaSを中心に企業研究をしていた大学3年生の7月頃に見つけました。
元々サイボウズの名前は知っていましたが、トヨクモはあまり詳しくなくて…ただ、アルバイト先で安否確認サービス2を実際に使っていたので、調べるうちに「あのサービスの会社か」と気づき、親近感を持ったことが応募の後押しになりました。
— いつ頃からどんな風に就職活動を始めましたか。
田中: 大学1年生のときから就活を意識していたので早い方かも知れません。大学受験の際に浪人を経験して、「早く動くことが結果に直結する」と実感していたので…
業界研究をする中でSaaS事業の仕組みに惹かれて、長期インターンにも積極的に応募していました。インターン先でさまざまな業務を経験していくうちに、営業や事業開発など事業成長に直接関わる“攻め”の業務に携わりたいという思いが強くなっていきました。
もちろんSaaS以外に、周囲に志望者の多かったコンサルティング業界や金融業界についても、事業内容・働き方・企業文化の観点から比較検討しました。
その結果、自分が最も魅力を感じ、長期的に挑戦したいと感じたのが、顧客への価値提供を通じて事業成長に関われるSaaS業界でした。
冬野: 私は全然絞れていなかったです。
商社・デベロッパー・メーカー・広告と、王道と言われる業界の最大手に片っ端から申し込んで、約20社ESを出したのに通過は4社、という大敗で…
田中: ES20社分書くだけでも相当大変なのに、それは落ち込みますね…
冬野: 本当に厳しかったです…。そんな中で出会ったのが、実はトヨクモのインターンでした。
それまではIT=プログラミングのイメージで、そんなの全く分からないし、自分には縁のない世界だと思っていました。
サマーインターンの2日間が、解像度を変えた
— 実際にトヨクモのインターンに参加して、印象はどう変わりましたか。
冬野: 参加前はなんとなくの軽い気持ちだったのに、終わったときには会社が好きになっていました。
社員の方々が本音で話してくれる場面が多くて、会社に対する具体的なイメージがどんどん湧いてきました。
役員の前でのグループワーク発表もありましたが、緊張しながらも全力で取り組めて…参加前に想像していたよりはるかに濃い2日間でした。

田中: 社員の方が本音で話してくれる雰囲気、すごく分かります。
私も対面のサマーインターン自体がほぼ初めての経験で、最初は緊張していたんですが、人事が気さくに話しかけてくれてすぐに場に馴染めました。
特に印象に残っているのは現場マネージャーによる事業構造の講話で、サービスの紹介にとどまらず「なぜその戦略を選んでいるのか」まで話してくれたことです。社員一人ひとりが事業を自分ごととして捉え、意思決定に関わっていることが伺えました。
また、2日間のインターンを通じて、トヨクモが大切にしている6つのValueが単なる理念ではなく、日々の業務やコミュニケーションの中で自然に体現されていることを肌で感じることができました。中でも、「公明正大」の姿勢や、シンプルで使いやすいサービスを徹底的に追求する考え方が特に記憶に残っています。
— 最終的になぜトヨクモに決めたのでしょうか。
田中: 理由は大きく2つあります。
1つは「事業との距離感」です。コンパクトな組織だからこそ、一人ひとりが事業全体に関われると思いました。将来的には事業拡大に携わりたいと考えていたので、それが実現しやすい環境であるとも感じました。
もう1つは「自分らしくいられる文化」です。サマーインターン中に、「公明正大」をはじめとする6つのValueが体現されていると感じ、その環境下で無理に自分を作ることなく自然体で過ごせたことが印象に残っています。長く働くことを考えたときに、自分らしくいられる環境であることは大きな魅力でした。
冬野: さまざまな理由がありますが、私は「人」が一番の理由です。
私はトヨクモの志望度が高かったこともあり、最終面接の前に緊張していたのですが、希望した社員との面談を設けてもらったり、気遣いのメールをいただいたり…
社員、人事、役員など選考の中で関わった全員が、公明正大に誠実に接してくれました。
田中: それ、他社ではなかなかないですよね。
冬野: まさにそうでした。
「この人たちがいる会社なら大丈夫だ」と思えました。最後の一押しはやっぱり人でした。
それ以外の理由だと、ミッションへの共感と挑戦できる環境の2点が決め手になりました。
ミッションの「すべての人を非効率な仕事から解放する」という言葉の中でも、「すべての人」という部分に強く共感しています。ITは非常に便利である一方、その便利さの裏で苦しんでいる人も多いと実感しているので、そんな人たちも漏れなく救い上げられる部分が自分の理想と重なっています。
軸が固まると、答えはひとつになった
—トヨクモの選考は夏から始まり、時期的にも早めですが、迷った企業はありましたか。あれば、どういった観点か教えてください。
冬野: 確かに選考が始まったのが3年生の9月と早かったですね。その関係もあって、結果的に本選考に参加したのはトヨクモ一社でした。
他社選考でいうと日本の平均年収TOP5に入るメーカーの特別選考に招待されていて、かなり選考が進んでいた時期はありました。でも、選考を通じて「大きな歯車の一つになってしまうかも」と感じたので、辞退しました。
「人」と「雰囲気」が自分の中で譲れない軸だと気づいてからは、答えはトヨクモ一択でした。
田中: 軸が固まると、ぶれにくくなりますよね。
私もSaaS企業の中で複数社の早期選考が進み、最終面接が決まっていた企業もありました。その中で「事業との距離感」と「長期的なキャリア」を軸に考えると、トヨクモが一番フィットしていると感じました。
なので、最終面接の時点で、自分の中ではすでにトヨクモが第一志望として意識が固まり初めていました。
とはいえ…正直なところ、トヨクモからは他社よりもかなり早いタイミングで内々定をもらったので、その時点では就職活動を続けるかどうか悩んだ瞬間があったのも事実です。その後も複数の企業を見て比較・検討する中で、トヨクモは事業内容や働く環境、社員の方々の雰囲気など、どの観点から見ても自分との相性の良さを強く感じました。
最終的には、選考時点で抱いていた「ここで働きたい」という気持ちが変わることはなく、トヨクモへの入社を決めました。
就活生へ——正解は、自分でつくるもの
— 今まさに就活中の学生に、メッセージをお願いします。
冬野: 最初から「正解」を探そうと慎重になりすぎなくていいと思います。自分が選んだ道を「正解にしてやる」くらいの気持ちの方が、思い切り動けます。
私自身、IT業界への興味ゼロの状態から、たった一つのオファーをきっかけにここまで来られました。まずは動いてみることで、自分でも気づいていなかった興味や強みに出会えることがあります。
田中: 就職活動では、インターネット上に多くの情報があるため、それらから学べることも多いと思います。
もちろんそういったネットの情報も大事ですが、実際にインターンに参加して、自分の目で雰囲気を確かめることが「相性を見極める」うえで一番だと思います。
情報だけで判断するより、「ここで働くイメージが持てるかどうか」を体感で確認しながら進めると、納得感を持って選択できるのではないかと思います。