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強みを掛け合わせ、最大限の成果を ー 新卒5年目のマネージャーが見据えるチームの理想形

強みを掛け合わせ、最大限の成果を ー 新卒5年目のマネージャーが見据えるチームの理想形

中井 康喜
マーケティング本部

中井 康喜

Yasuyoshi Nakai

早稲田大学を卒業後、2020年 新卒入社

トヨクモに新卒入社し、約3年という短い期間でマネージャーに就任した中井さん。現在は、マーケティング本部 プロモーショングループのマネージャーを担当しています。

今回は、「麦わらの一味のような組織が理想だった」と語る中井さんに「トヨクモに入社した理由」や「マネジメントするなかでの気づき」などを伺いました。

「この人と働きたい」その直感を信じてトヨクモへ入社

ーまず、新卒でトヨクモに入社されるまでの経緯を教えてください。

トヨクモを知ったきっかけは、就職エージェントからの紹介でした。裁量権が大きく、勢いがある会社だと勧められたんです。興味はあったものの、説明会の時間が大学の授業と被っていたので、「授業をサボってまで行くべきでしょうか?」と聞いたら、「その価値がある」と即答されて(笑)。

そこまで言うならと思い、説明会に参加したところ、話していた社員の方が純粋にかっこよかったんですよね。ほかにも、同郷かつ同じ大学出身の方やお世話になった人の知り合いが働いていたのですが、とにかく“人”がいいなと。当時トヨクモは30人程度の会社だったのに、「この人と働きたい」と直感で思える人がたくさんいたんです。

大げさですが運命のようにも感じて、大学3年生の3月時点でトヨクモへの入社を決めました。


ー働いている人が、会社を決める大きなきっかけになったんですね。

はい。そもそも就職活動の軸が“人”と“環境”で、より具体的に言うと『ONE PIECE』の麦わらの一味のような組織で働きたいと考えていたんです。

プロフェッショナルな人たちが、それぞれの強みを生かして働く。そんな自由で挑戦的な会社を理想としていて、トヨクモからその雰囲気を感じたことが入社の決め手になりました。


裁量権と責任の大きい環境。打席に立てるから成長できる

ー入社してから現在まで、どういった業務を担当されてきましたか?

入社してまずはkintone連携サービスのプロモーションやカスタマーサポートを担当しているチームへ配属されました。そのチームで1年ほど経験を積んで、次に『安否確認サービス2』のプロモーションチームに異動。そこからさらに1年ほど経ったタイミングで、プロモーショングループのマネージャーに就任しました。

ー入社前後でギャップはありましたか?

とくにギャップはなかったですね。入社前に想像していたように、メンバー一人ひとりの専門性が高く、「自分もいち早くスキルを身につけなければ」と刺激を受けられる環境です。

だた、僕の入社が2020年とコロナ禍真っ只中だったこともあって、教育体制は正直整っていなかったように思います。現在は教育フローが整備され、自社製品を学習するためのコンテンツなども充実していますが、当時はまだなく。

風通しが良い会社なので、業務中に困ったことがあれば気軽に質問でき、サポートもしてもらえたのですが、スキルを身につけ、自分が望むキャリアを実現するためには、主体的に学習する必要があると感じていました。

トヨクモでは年次に関係なく新卒でも大きな裁量権が与えられるため、業務のなかでスキル、そして判断が求められることが多く、いい意味で危機感を感じていたんです。

入社当初、僕はプロモーションもマーケティングも当然未経験だったため、本を読み漁ったり資格を取得したりして、必死に勉強していました。


ー自分から行動することが求められる環境だったのですね。

はい、正直大変でした。ただ、その分入社1年目から施策の提案から実行まで行えるなど、打席に立たせてもらえる機会は多かったですね。トヨクモは少数精鋭のチームで、一人ひとりの責任が大きい。そんな厳しい環境だからこそ、スピード感をもってソフトスキルもハードスキルも磨くことができたと感じています。

メンバーの強みを掛け合わせて、チームとして最大限の成果をだす

ー中井さんがマネジメントを担当している、プロモーショングループの担当領域やチームの特徴を教えてください。

プロモーショングループは、自社サービスの無料お試し(トライアル)獲得までの全ての施策を担当します。例えば、コンテンツ制作、広告、展示会、社内横断プロジェクトの進行管理などです。現在はコンテンツマーケティングに注力しており、動画や資料、ブログ、プレスリリース、SNSなどの多様なコンテンツを制作しています。


現在のチームメンバーは自分をのぞいて6名。新卒3年目のメンバーが1人、中途入社で自分より年上の方が5人、20歳以上離れている経験豊富なメンバーもいます。

SEOに強い人や企画が得意な人、コミュニケーション能力が高い人など、メンバーそれぞれ強みや専門領域をもっています。これほど多種多様でスキルの高い人と働けるのは貴重な経験ですし、その強みをチーム内で掛け合わせて成果をだすことは、マネージャーとしてのやりがいにもつながっていますね。

—はじめてのマネジメント経験だったと思いますが、苦労した点はありましたか?

マネージャーに就任した当初は、人に仕事を任せるのが苦手でした。全部自分でやろうとしてしまっていて、「チームで働く」ということの意味や価値を分かっていなかったと思います。

「信頼して任せること」が大事だと気付いたのは、マネージャーになって少し経ってから。あるとき、大きなイベントの責任者を務めることになったのですが、いつくかほかのプロジェクトを同時に進めていたこともあって、正直なところ体力的にも精神的にも限界を感じていました。

それでも、「みんなも忙しいから」と自分で抱え込んでしまっていて。ただ、そのとき、メンバーが「中井さん、プロジェクトを1つ自分に任せてもらえませんか?」と提案してくれたんですよ。当時の僕の状態を察してフォローしてくれたのだと感じ、メンバーにプロジェクトを引き継ぎました。


最終的に、そのプロジェクトはメンバーが無事に完遂してくれて。自分もイベントに集中できるようになったことで、チーム全体として大きな成果をだすことができました。

そのとき「あぁ、これがチームワークか」と実感したんです。チームで強みを生かし合い、最大化の成果を出す。そのチーム像はまさに麦わらの一味のようで、そのためには「メンバーを信じて頼ること」が欠かせないと気づきました。この気付きが、僕のマネジメントスタイルの根本になっています。

叶えたい夢があるなら、それに伴った行動を

ー中井さんが考える、トヨクモの魅力や特徴を教えてください。

最大の魅力は、やはり裁量権の大きさです。新卒1年目から感じていたのですが、マネージャーになってその規模がさらに大きくなり、現在は実質的に、数億円の予算をどう使うかの判断まで任せてもらっています。

一般的な会社だと、新卒5年目の社員にそこまでの権限を渡すことは難しいと思うんです。手をあげ努力し結果を出しさえすれば、年次に関係なく、ここまでの打席を用意してもらえるのはトヨクモだからこそだと感じています。

くわえて、スピードが速い、経営層と距離が近いことも特徴です。ベンチャーらしく意思決定から実行、改善までのスピード感は速く、役員陣と現場のメンバーとの距離感はかなり近いので、そういった意味でも個人が成長しやすい環境だと思います。


あとは、優しい人が多いですね。優秀だけど嫌な人って意外といるじゃないですか。自分本位だったり、人の話を聞かなかったり。でもトヨクモにはそういった人がいないので、働く人を重視している僕にとってはすごく居心地がいい会社です。


ー中井さんは、今後どういった目標を達成したいと考えていますか?

1つは、20人規模のマネジメントをしたいと考えています。

いまのポジションを任されたとき、立場が上がったことで見えるものも変わり、そこで自分の成長を実感したんです。立場をもう一段階上に進めることができれば、視座があがって、きっとまた違う景色が見れるんだろうなと。これは5年以内には達成したいですね。


もう1つは、100人に1人のスキルを複数身につけることです。

AIが社会に浸透していけばいくほど、誰にでもできる仕事はなくなっていきます。ですが100人に1人しか持っていないスキルを複数持ち、それを掛け合わせることができれば、自分だけの武器になると考えています。

現時点でプロモーションの領域に関しては100人に1人のスキルをもっていると自負しているので、次はマーケティング全般にまで範囲を広げ能力を磨いていくつもりです。


ー最後に、中井さんが考える“理想のチーム”について教えてください。

メンバーの強みを生かし、個人と組織の最大限の成長を達成する。そして、その成長が個々の夢につながる。この状態が、僕にとって理想のチームです。

僕が入社して数年で、専門性の高いスキルを身につけ、マネージャーというポジションに立つことができたのは、立たせてもらえた打席の数が関係しています。自分で思考し、行動し、失敗し、改善していく機会に恵まれたから、いまの自分があります。

トヨクモに入社したばかりのとき、「何をするにしても目的から逆算して考えて」と指導を受けました。これは全社に根付く価値観で、ゴールから逆算した行動をとることの重要性はメンバーの共通認識となっています。

これはキャリアでも同じ。叶えたい夢や成し遂げたいことがあるなら、それに伴った行動をしなければなりません。


しかし、夢や野望につながる行動がとれるかどうかは、組織体制や個人の能力に依存するでしょう。やりたい仕事を任せてもらえる環境にいる必要があるし、その仕事を完遂できる能力も求められます。

僕は仕事が夢につながる組織を作りたいんです。メンバー同士が互いの強みを理解し頼り合い、他社やAIを凌駕する価値を生む。そうしてチーム全体が大きく成長することで、メンバーが立てる打席の数をさらに増やし、能力を高め、夢に届く仕事を獲得する。

僕がこれまで所属してきたチームがそうだったように、僕自身にとってもこれがチームの理想形。成長と夢につながる仕事のほうが絶対に楽しいじゃないですか。

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