些細なことでも社内No.1の強みを ー 代表が採用への想いを語る

些細なことでも社内No.1の強みを ー 代表が採用への想いを語る

山本 裕次

山本 裕次

Yuji Yamamoto

1990年に関西大学工学部を卒業後、野村證券に入社。その後、外資系証券会社やサイボウス株式会社の取締役、執行役員などを経て、2010年にサイボウズスタートアップスの代表取締役社長に就任。2019年よりトヨクモ株式会社へ社名変更、同年より代表取締役社長を務めている。

まずは、山本さんの経歴について教えて下さい。

私はファーストキャリアの新卒では、野村証券に入社しました。
なぜ野村証券を選んだかというと、お金持ちに会えるからという理由です。 お金持ちになるためには、お金持ちに会うのが一番の近道だと考えました。
お客様と話しながら、お金を稼ぐには何をすればいいのかを学ばせてもらったのが野村証券での10年間でした。

とは言っても証券マンだったので、単純にお金儲けのことだけではなく、経済や世の中の動き、企業の歴史から中長期的な取り組みなど、今後どのような時代が来るのかについては学んでいたつもりです。
その中で1995年くらいに、インターネット関連企業がアメリカで伸びてきました。
これから日本にもインターネットが普及していくんだろうなという実感があったので、ITの世界にシフトチェンジをしたという流れです。

では、時代の流れを読んで、転職されたということですね。

そうですね、私の中では「これから伸びていくのはIT業界しかないよね」という気持ちがありました。

ちょうど、日本版ビッグバンという金融制度改革が始まり、自由化の波が押し寄せている中で、証券会社は情報を武器に商売をしていました。情報がインターネットで手軽に取得できるようになる怖ささえ感じていましたので…
次のビジネスとして、元々は自分で会社を作ろうと思っていたのですが、ご縁がありサイボウズへ入社しました。

元々は会社を設立しようと思われていた訳ですが、サイボウズでは何をしていましたか。

サイボウズに入って1年後に中小企業向けに情報共有サービスを提供する新会社を設立し、その代表として活動していました。

元々サイボウズに入社したのは、「これからは全ての会社に情報化が必要。その中で、中小企業のIT普及は容易ではなく取り残される可能性がある。ただ、誰でも使える簡単さが評判だったサイボウズは、その救世主になれるのではないか」という想いに共感したことがきっかけです。
その思いは現在も変わらず、「IT初心者でも利用できる」「情報から得られる価値を活かすことのできる」そんな世の中にしたいと思って日々活動しています。

しかし、2000年当時からそう感じていたにも関わらず、未だ活用されていると自信を持って言えないのが現状です…
さらに日本は先進国の中で遅れているグループに属していると、誰もが実感している本当に悲しいですね。
なので、今のトヨクモでも「誰でも簡単にITが使えるようにしたい」と強く思い続けながらビジネスを展開しています。

そんなトヨクモという会社をどのような企業にしたいですか。

誰でもITを活用することができ、IT活用の最初の一歩を提供できる会社になりたいと思っています。
また、証券マンの経験から、「どうせやるなら上場企業にしたい。また、投資の教科書に掲載されるような綺麗な会社にしたい」と思っています。

トヨクモは、私より長生きすることになるので、関わる多くの人に不憫な思いはさせたくないですからね。

会社を大きく成長させるために必要な行動や考え方はなんでしょうか。

存続し続けるためには「利益を生む」、いわゆる儲ける必要があると考えます。
その「儲ける」ためには、なんといってもビジネスモデルが要になります。

成長を続けるために、良いビジネスモデルをもって成長サイクルを回していくことが重要になると考えています。このサイクルを通してより強くなり続ける仕組みを作ることで、企業はどんどん強くなりますから。

ただ、ここで重要なのが、長期的に強くするために短期的な売上や利益を求めてはいけないということです。
目先の変化や成果にとらわれることなく、我慢強く改善を繰り返して強い企業文化作りに集中しています。

トヨクモが成長し続けるためには、どんな人材が必要だと考えていますか。

「継続力と特殊能力」を有している人でしょうか。

継続力については、何事にも継続力がないと成長は出来ませんから、継続力は必須の力と感じています。加えて、目標を持っている人はブレることがなくなるので更に魅力的ですね。
特殊能力については、一緒に活動するメンバーには、一芸の強みを持って欲しいということです。些細なことで良いので、社内No.1のポジションを作ると周りからも頼りにされますし、自信にもつながると思います。

上記を兼ね備えながら、効率重視の企業文化にマッチする人がいらっしゃったら一番理想的です。

では、そのような人材がトヨクモに入社されたら、どのような経験が出来るのでしょうか。

若くても、どんどんチャレンジできる会社です。
ですから、仮説を立てて、行動できる人には多くの経験が得られると思います。

変化の激しいこの時代には、多くの新しい経験が必要です。トヨクモでは成功するまでの失敗も受け入れる文化があるので、簡単に諦めず成功するまでチャレンジし続けて欲しいですね。

最後に、このページを読んでいる方にメッセージをお願いします!

わたしたちの「トヨクモ」という社名は、日本最古の歴史書である「古事記」に登場する神様に由来しています。天地開闢(てんちかいびゃく)のタイミングで、雲を創り出し、 農業ができるように大地に雨をもたらしたと言われる「豊雲野神(とよくもののかみ)」のように、 全世界にクラウド(雲)を広げる希望をこめて「トヨクモ株式会社」と命名しています。

わたしたちトヨクモは、世界中にサービスを広げるために歩み続ける覚悟を持っています。

一緒に各々のジャンルで超一流を目指して努力し続けることができる方のエントリーをお待ちしています!

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