最高速度の開発で、ビジネス的価値の提供をー技術力も待遇も高水準の環境で成長する新卒フルスタックエンジニア

最高速度の開発で、ビジネス的価値の提供をー技術力も待遇も高水準の環境で成長する新卒フルスタックエンジニア

鈴木 章大
開発本部

鈴木 章大

Akihiro Suzuki

東京工業大学工学院を卒業後、2022年トヨクモに新卒入社。在学中にトヨクモのアルバイトとして約2年半の勤務。現在はToyokumo kintoneApp アカウント、製品HP、アルバイト面接など幅広い業務を担当している。

上山 哲太
開発本部

上山 哲太

Tetta Ueyama

専修大学ネットワーク情報学部を卒業後、2024年トヨクモに新卒入社。在学中にトヨクモのアルバイトとして約2年の勤務。現在は入社以来担当していたPrintCreatorを離れ、DataCollectを担当している。

即戦力の中途エンジニアばかりが揃うトヨクモで、アルバイト期間を経て新卒入社した2人。
経験者揃いの中でどのように成長し、力を発揮しているのか…また今後の展望についても聞いてみました。

先輩エンジニアの技術力の高さと待遇面からトヨクモに入社を決めた

ートヨクモとの出会いのきっかけを教えて下さい。

鈴木:大学が推奨しているアルバイトの検索サイトで見つけたことがきっかけです。
サークルでチーム開発などを経験し、より難しいことにチャレンジしようと思っていたタイミングで初めてエンジニアとしてのアルバイトを探していました。
プログラミングで検索した結果を時給順に並べて、一番上にあったトヨクモに応募しました

上山:私もその並び順でダントツのトップにあったので目に入りました(笑)
それに加えて、元々テレビCMでよく見聞きしていた会社ということもあり、応募しました。

私の場合は、高校生の頃から目指していたトヨクモとは別の会社があり、内定も頂いていました。しかしその会社では内定者インターンを受け付けていなかったため、別でアルバイトを探していたところトヨクモと出会いました。

選考内の技術面接で課題を出される、みたいな選考方式は鈴木さんの時から変わらずでしたか?

鈴木:ありました、それがクリアできてから勤務開始になるのは変わっていないですね。
そして、その課題は結構難しかった記憶があります…
アルバイトの面接官を担当するようになってから知りましたが、Webの知識の有無等で課題の種類を変えたりして、その人の能力や知識に合った課題を出すようにしています。

上山:私も難しかったですね。
数学の問題をプログラミングで解く課題だったのですが、数学が苦手で前提条件となる数式についてCTOの木下さんに尋ねてしまいました。もちろんプログラムについては教えてくれませんが、前提条件の認識のすり合わせは快く対応してくれましたね。


ー就活はしていたのでしょうか?また、トヨクモを選んだ理由も教えてください。

鈴木:就活はほぼしていません。
トヨクモとは別に1社だけ自分が普段利用しているサービスの会社に応募しようと思いましたが、待遇面での大きな差やすでに職場環境に慣れていることを考慮すると僕の中ではトヨクモしかありえませんでした。

先輩たちの知識や技術力が非常に高いため学べることが多いことや、必要なことを必要なだけやるという合理的な社風で仕事に集中できそうだと思ったのも理由です。

でも、上山さんは高校生のときから行きたかった会社に内定をもらってたんですよね?

上山:そうなんです。
トヨクモでアルバイトをし始めた当初は「入社までお世話になるアルバイト先」のつもりでした。ただ、企業理念や実際の社内の雰囲気を知るうちにトヨクモが自分に合っていると感じるようになりました。

また、決め手の一つとしてトヨクモファストパス制度もありました。入社にかかる選考の一部をスキップして事前に具体的な待遇情報を添えたオファーをもらう制度です。

私がこの制度を利用する第一号だったのですが、アルバイトとしての業務しか遂行していない私に対して、ぜひ入社して欲しいというCTOからの想いを感じ、この会社なら自分の能力を発揮できる、そしてさらに成長できると感じました。

自分への期待を明確に伝えられる環境で、着実に成長する

ー入社前後で自分の立場やコミュニケーションの違いは感じますか?


鈴木:アルバイトの延長戦ではありつつ、CTOの手が離れていって色々なことを任してもらうことが増えてきたなという印象はあります。

入社を機に急に変わったというよりは、アルバイト時代から段階を経て徐々に成長の機会をもらっているイメージです。

人を育てるということに関しては、CTOのモチベーションを感じます。実際に私やメンバーを集めて、ここは改善の余地があるから良くしていこうという具体的な話をもらうこともあります。ただでさえ忙しいCTOが親身になって指導してくれていることにも、期待を感じますし、成長していかなければと思います。

上山:私も同じですね。

入社してからの方がより期待をしてもらっていると感じます。学生インターンの時は与えられたものに対応していくことが多かったのですが、今は自分で考えることを要求されるプラスの指摘をもらいます。CTOからきちんと自分に対する期待値を伝えられて、それに応えてくださいねというコミュニケーションが増えました。

また、社内の先輩方の偉大さをより実感するようになりました。
アルバイトの時から先輩方からの細かい指摘などを受けて技術力の高さは分かっていましたが、技術力以外の面でも優れていると感じます。

鈴木:それは私も感じます。
技術力だけではなくて、例えば話の本質からズレないコミュニケーション力であったり、期日を目指して完成させる力であったり…
人として、社会人として尊敬できる部分が多いです。


ー新卒と中途…ここの違いを感じるのはどんな時でしょうか。

上山:やはり社会人経験の差…です。

技術面は取り組んだ分だけ身に付くので食らいつきながら頑張っている部分ですが、コミュニケーションエラーはゼロにできていないので、自分の未熟さを感じますね。毎日学ぶことが多いです。

鈴木:あとは単純な知識量もそうなんですが、決断が早いというところですね。

私だったら調べながら対応していかないといけないところ、中途の皆さんはこれまでの経験から正しい方をすぐに選択できます。

上山:特にシステムに関する問い合わせ対応をする際に感じますよね。

お客様からの問い合わせのうち、社内のCSで解決しなかったものがエンジニアに確認依頼されるのですが、そのときの対応判断も早いです。
それに加えて工数をかけるかどうかを瞬時に見分けることも、私にはまだ難しいです。

鈴木:バグやシステムに生じた問題への受け入れ方や、落ち着いて優先順位をつけた対応力は吸収したいと思います。


ー中途入社も増えていますが、アルバイトを含めた社歴で言えば社内でも長い方だと思います。
ここ最近の中途メンバーの入社で、組織の変化など感じたことはありますか?

鈴木:社内の雑談が増えました。技術に関するものもあれば、関係ない話もあります(笑)

ただ、雑談に絡めて仕事の話をすることがあるので、それがきっかけで新しく気付きを得たり、隠れていた課題が見つかったり…ということもありました。

上山:確かに雑談が増えましたね。私としては発言しやすくなったと感じます。
少し分からないことがあった時に、以前よりもさらに気軽に聞けるような雰囲気があります。

エンジニアが与えるべき価値は、単なる技術力の提供ではない

ーエンジニアにとっての”価値提供”とは、何なのでしょうか?

上山:価値提供に関しては、正直入社してから考えるようになりました。
学生の時は、エンジニアは技術力が高くて素早いアウトプットが出来て…これに尽きると思っていました。
入社してからは、ただ知識があって早いプログラミングではなくて、ビジネス的に価値のあるものを生み出さなければいけないと思うようになりました。

エンジニアは営業とは異なり、何か一つ工夫したから売上が上がるといったことは少ないため、数値的に測れる価値を即時に生み出すことは難しいです。
なので、製品や会社の方向として決めた方針に忠実でいて、新機能だけではなく日々のアップデートに注力していつでも最高速度の開発が維持できるようにすることがエンジニアが提供できる価値だと考えています。

鈴木:私は開発の目的を明確にすることが価値提供に繋がっていくのかなと思います。

トヨクモの開発は作業ごとにきちんと目的意識を持って取り組みましょうという姿勢があって、この機能はどういう位置づけで実装するのかを考える必要があります。
CTOからどういう意図なのかを説明されることもありますが、全てを指示されるわけでもないので、 自分から聞きに行ったり、周りの先輩の話聞いてみたり…そういった目的をはっきりさせていく作業は、システムを作る前段階に意味を置いているということで、なんだかんだ一番大事な部分かなと思います。

上山:たしかにそうですよね、デザインドックの細かさを見て思います。
設計段階でどれだけ色々なケースを考慮できるのか、お客様に与えるバリューに見合う工数で完結させられるかを見積もることは大事ですね。

鈴木:エンジニアって言うとプログラムを書く仕事と思われがちですが、このコードを書く作業の前段階が一番頭を使いますね。



ー中途即戦力ばかりのトヨクモで、新卒入社の2人ならではの価値提供を教えてください。

鈴木:少し大袈裟ですがこの技術といえばこの人、みたいなポジションがあることです。

僕は内定が決まったタイミングが良く、新しくこの技術でプロジェクトを進めたいけれどやっている人がいない、という時期だったので、社内で知見が溜まっていない技術に早い段階で触れさせていただけました。
今にして思えば正社員の内定をいただいた後に積極的にアルバイト勤務したことが、今に繋がっていると思います。会社の業務フローに慣れていて、初日からタスクを一定にこなせる新卒1年目ってだけで十二分に価値がありますよね。

上山:社会人経験が無く、エンジニアとしても経験が浅い私にとってトヨクモの環境で価値提供をするのは正直高いハードルでした。
さらに入社後に行う業務はアルバイトで行っていたそれらとは幅が大きく広がり、責任が伴うものでもあるためプレッシャーに感じることもありました。
しかし、新卒であるにも関わらず、先輩社員と同じレベルの業務をアサインしていただいたことが結果的に素早い成長に繋がり、価値提供ができるようになったのだと思います。

ー入社してから自分ならではの成果を出せた、と感じた瞬間はありますか?

鈴木:4年目になった今ですが、正直まだまだです(笑)

ただ大学時代はサークルや研究室でAIについて勉強したり開発したりしていたので、生成AIがブームの今まさに会社に何か貢献できないか模索中です。

上山:私は文系大学出身のためプログラムのアルゴリズムや特定の開発言語に深く精通しているといったことは入社時点ではなかったのですが、情報デザインを専攻していたため「見え方」の観点で自分の能力を活かせたシーンがあったと思います。

具体的には、機能実装時にデザインモックアップを見て気づいた点をデザイナーに共有することで早期に考慮漏れを明らかにできました。UI等直接目に触れるもの以外にも「見え方」は重要で、プログラミングにおいても記述順序や変数の命名等の「見え方」を工夫することで可読性や保守性が上がることがあります。
こういった工夫は自分の学びを活かして成果を出せたと感じます。

能力や主体性が重視される現場で、着実にキャリアを積む

ー自分が成長したと感じる瞬間は?

鈴木:技術にせよそれ以外にせよ、後輩や現在のアルバイトの方に何かを教える時です。
何かを教える際には、これを教えるためにはさらにこれも教えないといけないな、ということが多々あり普段は何気なく使っている知識であってもそれら一つ一つが自分が積み重ねてきたものなのだと気付かされます。
また、アルバイトの方は発想が柔軟で、その手があったか!と思うことも多いので、それらに対応しながらさらに成長したいです。

逆に先輩方から何かを教わる時は、自分はまだまだと感じますね。単純に知ってるか知ってないかという話で済まさずに、ベースとなる考え方を理解して身につけていくことが今後の自分の成長のために必要だと考えています。

上山:成長は日々感じています。
エンジニアという職業柄、毎日知識のアップデートを続け、より良いプログラムの書き方やより良いシステム設計ができるようにする必要があるので、日々得た知識や生み出したプログラムを振り返り成長を感じることができます。毎日成長を感じる反面、時には進捗が悪く落ち込むこともありますが(笑)

さらにトヨクモという会社の環境も影響しているかもしれません。主体性や個人戦力の高さが重視されており、新卒入社だからといって特別な開発研修プログラムはありませんでした。その代わりに書籍やペアプログラミングによる勉強時間が設けられ、実務でその成果を発揮するフローになっています。


ー最後に、今後のキャリアプランを教えてください。

鈴木:現在、僕は特定の業務のみに特化するのではなく、幅広い業務に携わっています。技術とマネジメントのどちらに注力すべきかという明確なこだわりはないため、現在の延長線上として会社の状況に応じて柔軟に対応できるユーティリティプレイヤーを目指しています。

入社4年目を迎えるにあたり、新卒の方々にとっても、技術面はもちろん、さまざまな業務において参考になる存在でありたいと考えています。

少し考えている程度ですが将来的には、自身のサービスを通じて生計を立てられるような挑戦も視野に入れて、着実にキャリアを積んでいきたいと思っています。

上山:この会社のヒト、業務、環境、待遇すべてが自分のスタンスに合っているので、この場所で成果を出し続けたいと考えています。
トヨクモに新卒入社できたのはトヨクモのエンジニアとして最低限のラインを突破したからであると思うので、中途入社が多いこの環境で先輩方から知識や振る舞いを吸収し、チームメンバーや上長から信頼されるエンジニアを目指しています。

トヨクモのエンジニアはフロントエンド、バックエンド、設計などの役割別で採用されておらず、全エンジニアがフルスタックであることが期待されています。そのため技術的に成熟するのはもちろんのこと、実装した機能を最大限のバリューにするために他部署との連携等のソフトスキルも高い状態にしていきたいです。


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