入江 崇史
Takahito Irie
法政大学法学部卒業後、2018年 新卒入社。トヨクモの新卒第二期生で入社
目次
就職活動の軸とトヨクモへ入社を決めた理由を教えてください
就活は競合など関係なく学生に対してフラットに業界知識や業務内容を話してくれる場だと認識して、小学生の時の社会科見学のような感覚で活動をしていました。
元々はお客さんの課題解決をしたいと考え、幅広い業種コンサルティング業界を主に応募をしてました。 いくつか内定をいただき通常より早く就活を終えましたが、2ヶ月くらい経って入社予定の会社とまさかの音信不通に(笑)
新卒紹介エージェントに行ったところ、トヨクモを紹介してもらったのがきっかけです。
決め手となったのは、公明正大を掲げており、信用できると思ったことです。
前述の通り、内定先と音信不通になり辞退をした際、世の中には信用できる会社だけではないことを知りました。 就活を再開してトヨクモを知った当時は、従業員が20人いるかいないかで全員が同じ方向を向いて働いている意識が感じられたこと、そんな姿を包み隠さず教えていただけたことも決定打になりました。
また、起業をしたいと考えていたので事業拡大期の会社に入社できることは自分の将来を考える上でも、絶好のタイミングだと思いました。
これまでの職務内容を教えてください
入社してからはずっと営業部(現セールスグループ)の所属で、トヨクモ製品を提案するというところに携わってきました。基本的には安否確認サービスの担当でしたが、Webや対面でのイベント・セミナーではkintone連携サービス説明も行っていました。
現在は契約前のお客様のフォローを行う「セールスグループ」のマネージャーをしています。私たちのグループの目的は新規契約(お客様)の獲得で、お試しから契約までの間の様々なサポートを行っています。実際のお問い合わせ対応だけではなく、契約に結びつける
ために様々な施策を実行しています。施策を実行するためには根拠が必要なので、お客様の行動分析を行いながらデータの収集も必要な業務の1つになっています。その他にはイベントでの説明員なども行っており、唯一対面で会える機会なので大切にしたいと思っています。
マネージャーとしての業務は、メンバーのマネジメントはもちろん売上の指標作成も行っています。売上は急に爆増することはあまり考えられず過去の延長線上にあると思っているので、これまでの売上を確認し増減の背景を探りながら今後の指標を立てていきます。数字の見方やKPIの設定方法は書籍などから学びましたが、安否はこれまでの経験、kintone連携サービスは周り人から聞いたトレンドを参考にしながら進めていきました。
マネジメントにおいては、社歴が浅いメンバーが多いので細かく確認しコミュニケーションを取るようにしています。元々マネジメントに興味があり、マネージャー業務をやりたいと思っていましたが現状ではこのマネジメントが一番難しく苦労している部分になっています(笑) 「伝え方」が非常に重要で、自分自身の説明能力をあげる重要性を日々感じています。また指示をする際には作業ベースではなく、業務の背景や周辺知識も伝えることで、メンバーの業務への理解を深めてもらいたいと思っています。
また、社内では今までの「効率化する姿勢」に加えて、「やること・やらないことを改めて考える意識」が必要という新しい流れになっているので、これまでやっていなかった新しい試みに挑戦しています。当然やり方が分からないという事態も発生していますので、その際はお客様は何と言っていたか?それに対して何と答えたか?など一言ひとことに対する細かな確認を行っています。チームとしては、こうしてやることをきちんと実行した上で結果を出せたら良いなと考えています。そして様々な施策を実行する中で蓄積されたお客様の声やデータをマネージャー会議などで共有し、会社とセールスの現場との良いバランスを取ってより良い販売の仕組み作りに貢献していきたいと思います。
※普段の業務はこちらでも一部公開中です!
印象に残っている仕事を教えてください
私の中で印象に残っている仕事は、展示会の責任者とユーザーフェスの司会の2つです。
展示会の責任者は入社3年目で経験しました。
ちょうど初めてのテレビCMを撮ったり会社の認知機会拡大に力を入れているタイミングだったので、展示会は出来るだけ大きな規模で参加するようにと言われていました。右も左も分からないまま、とりあえずやりはじめた記憶があります。展示会の責任者は当日の動線や装飾会社との打ち合わせ、その他のカタログなど備品の発注だけではなく、出展することで得られるメリットやカタログはそもそも何を持っていくのかを考える…など多岐にわたります。かける金額がかなり大きいので、目標・目的の設定決めるところは時間がかかりました。様々な苦労がありましたが、自分一人では経験できないことを会社のお金を使って経験させてもらったので、年次が早い段階で責任者の担当が出来て良かったなと思います。
ユーザーフェス(契約中のお客様向けYouTube生配信イベント)の司会は4年目になってすぐのタイミングで担当しました。
これまで司会的なポジションをやったことがなかったため、思いがけない依頼ということで非常に印象に残っています。これまでCM出演やメディア露出をすることやセミナー講師も務めていたので、場慣れしてると思われたのかも知れませんが、丸一日のリアルタイム配信ということで当然緊張していました(笑)
フェス自体はトヨクモ製品のユーザーの活用事例などを紹介する内容で、事例にご協力いただいたユーザーには事前に30分程度の動画を作成していただきました。合間のフリートークの時間もあったのですが、その活用事例に対してコメントや視聴者に分かりやすい解説を行うだけでなく、スケジュール調整も行う必要がありました。時間がオーバー気味だったら伝えるべきところを簡潔に話す、時間に余裕があれば場をつなぐトークをする、といった時間を意識したトークが出来たことは非常にいい経験だったと感じています。また、動画ではなく実際にトヨクモに来社して話していただいたユーザーもいて、その方とのやり取りでは自分だけではなく視聴者の方が良いと思うような部分を引き出せるような質問を考えた経験ものちの事例取材で活かされたと思います。
トヨクモで経験出来ることを教えてください
どの年次のメンバーでも『仮説を立てて改善していく』機会が多いので、単なる作業的な仕事ではなく自ら考えて行動する力やデータ分析的な力がつくと思います。
トヨクモではただ決められた通りに営業やサポートするのではなく、少人数精鋭の状態で契約数を最大化させる方法を常に考える必要があります。例えば、なぜお客様からのその問い合わせが来るのか、その問い合わせを減らすためには何が出来るのかまで踏み込むといったところですね。冒頭でもお話したようにお客様の行動分析やデータ収集が非常に重要なので、問い合わせやお試し1つから沢山の情報を得られることが理想的です。
なので、人が物を買う心理や人の心が動く瞬間に対して興味がある人だと、トヨクモで経験出来ることや得られる力は増えるのではないかと思います。
このインタビューを見ていただいている方へのメッセージをお願いします
1. 働くことを楽しいと捉えられるかどうか
2. ”なんとなく”を極力なくそう
この2つを皆さんに伝えたいです。
1について
私は好きではないものは真剣に取り組めないタイプなので、仕事が好きじゃないと何もやる気が起きません(笑)
でもこれって自然だと思っていて、好きこそものの上手なれという言葉があるように、人間無我夢中になってやっている時が一番活き活きしてアイデアも出てくると考えています。 もちろん様々な考えの人がいますが、少なくともトヨクモでは楽しく仕事をしている人が多いと思っています。もしこの考え方に賛同いただけたら是非応募してみてください。
2について
なぜ会社に所属するのか、なぜこの仕事をやりたいと思ったのか 、自分は何を獲得したいのかを考える際に”なんとなく”を極力なくし、自分の言葉で考えられると充実した就職活動を行えると思います。 もちろん具体化していない人・目先のことしか考えられていない人もいると思います。私もその一人でした。ですが、社会人になって思うのは何をするにも課題から逆算したロジックが重要だということに気付きました。
私生活も、なんとなく過ごしていくより、目標や目的を設定して取り組んだ方が得られる達成感も高いと考えています。
私たちも完全な答えを持っているわけではありませんが、目標や目的を設定し、考える癖をつけると結果的に個人・会社ともに成長にたどり着くと信じ、日々活動しています。